エラー 0x80070057とは?原因別の解決方法とパーティショントラブル時の復旧手順

エラー0x80070057の意味、発生原因、Windows Update・バックアップ・ファイル操作・パーティション関連の解決方法を状況別に解説します。

更新者 Aeri    更新日: 2026年09月21日

エラー 0x80070057の意味と最初の判断

エラー0x80070057は、Windowsが処理に渡された値や設定を正しく受け付けられないときに表示される、「パラメータが間違っています」という汎用的なエラーコードです。同じ番号でも、Windows Update、アプリのインストール、バックアップ、ファイルコピー、Windowsセットアップのパーティション操作では原因が異なります。

最初に記録すべきなのは、エラーが表示された画面、直前の操作、対象ドライブ、メッセージ全文です。コードだけを見てディスクを初期化したり、更新キャッシュを削除したりすると、無関係な変更を増やして原因を追いにくくします。

記録には、発生時刻、Windowsのバージョン、実行していたアプリ、エラーメッセージ全文、対象ドライブの容量と表示状態を含めます。更新時は更新履歴、セットアップ時は対象ディスク一覧の写真も残すと、再起動後でも変更前の状態を比較できます。

エラー 0x80070057の診断順序

エラーコードだけで修復方法を決めず、発生した操作とデータへのアクセス状態から次の経路を選びます。

確認した状態

次に行うこと

中止または切り替えの条件

Windows Updateだけが失敗し、ドライブは正常

更新履歴、空き容量、トラブルシューティング、DISMとSFCを確認

ドライブ消失、RAW、I/Oエラーがあればストレージ確認へ切り替える

コピーやバックアップだけが失敗

別フォルダーへの小さなファイルコピーで元データ、保存先、アプリを切り分ける

保存先が切断する、0Bになる、開けない場合は書き込みを止める

Windowsセットアップで発生

完全なメッセージ、対象ディスク、インストール媒体、起動モードを確認

必要なデータが残る場合は削除やフォーマットを行わない

パーティションがRAW、未割り当て、または消失

データ保護を優先し、安定認識される場合だけ論理復旧を検討

異音、0B、接続断、異常発熱があればソフトウェア処理を中止する

エラー 0x80070057が発生する主な原因

エラー 0x80070057は、発生する場面によって原因が異なります。主な発生場面と確認ポイントは以下のとおりです。

  • Windows Update:更新キャッシュ、関連サービス、またはシステムファイルの不整合が主な確認対象です。
  • バックアップ・復元:保存先、構成情報、または対象パスの不整合が主な確認対象です。
  • ファイル操作・権限:無効なパスやファイル名、アクセス権限の不足が主な確認対象です。
  • Windowsインストール:パーティション構成、ストレージドライバー、またはインストールメディアの問題が主な確認対象です。
  • フォーマット・ディスク管理:RAW化、I/Oエラー、またはパーティション情報の不整合が主な確認対象です。

解決方法1:Windows Updateで0x80070057が出る場合

更新中の0x80070057は、更新データの不整合、サービス停止、コンポーネントストアやシステムファイルの破損などで発生します。ディスクのパーティションを変更する必要はなく、更新系の確認から進めます。

MicrosoftのWindows Updateトラブルシューティングでは、0x80070057について、破損ファイルや不正なシステム構成を確認対象としています。

ステップ 1:保留中の再起動を完了し、システムドライブに十分な空き容量があることを確認します。外付け機器は必要最小限にします。

ステップ 2:設定の「システム」>「トラブルシューティング」>「その他のトラブルシューティング ツール」からWindows Updateを実行します。

ステップ 3:管理者権限のターミナルでDISMを実行してからSFCを実行します。処理を中断せず、完了後に再起動します。

  • DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  • sfc /scannow

コマンドの目的と結果の読み方は、Microsoftのシステムファイル修復手順で確認できます。

ステップ 4:上記で直らない場合に限り、更新サービスの停止、SoftwareDistributionの再作成、サービス再開を検討します。企業PCでは管理者へ確認してください。

✅成功の判断:更新を再実行して正常に完了し、更新履歴に成功として記録されれば、この経路での確認は終了です。

❌停止条件:更新以外でもドライブが消える、RAWになる、I/Oエラーが出る場合は、更新キャッシュの再作成を繰り返さずストレージ状態を確認します。

解決方法2:バックアップ・コピー・アプリ操作で発生する場合

バックアップやファイルコピーで表示される場合は、保存先の切断、無効なファイル名、長すぎるパス、権限、壊れたバックアップ構成を確認します。まず小さなファイルを別フォルダーへコピーし、元データ、保存先、アプリのどこで失敗するかを切り分けます。

外付けドライブを使っているなら別ポートで接続し、ディスクの管理で容量とファイルシステムを確認します。ドライブが正常に開ける場合は必要データを先に退避し、その後でバックアップ設定や対象パスを作り直します。開けない場合は修復コマンドを急がず、パーティション状態の確認へ進みます。

✅成功の判断:別フォルダーや別ドライブへのコピーが完了し、保存したファイルを開ければ、元データと保存先を切り分けられます。

❌停止条件:ドライブが切断する、0BまたはRAWになる、異音や異常発熱がある場合は、バックアップの再試行や修復コマンドを中止します。

解決方法3:Windowsインストールやフォーマットで発生する場合

Windowsセットアップで「選択されたパーティションをフォーマットできませんでした」と表示される場合は、まず完全なメッセージを確認します。既存のパーティション構成、ストレージドライバー、インストール媒体、ドライブのI/O異常が候補です。メッセージがパーティション形式に言及している場合に限り、起動モードとGPT/MBRの対応も確認します。

UEFIとGPT、Legacy BIOSとMBRの対応が疑われる場合は、Microsoftのパーティション形式に関する説明を確認します。

ステップ 1:対象ディスクに必要なデータが残っているなら、パーティションの削除やフォーマットを中止します。バックアップがあるか、別PCで読み取れるかを確認します。

ステップ 2:セットアップ画面とディスクの管理で、容量、区画数、未割り当て領域、RAW表示を確認します。ディスク番号を取り違えないでください。

ステップ 3:公式ツールでインストールUSBを再作成し、UEFI/GPTまたはLegacy/MBRの組み合わせを確認します。別のUSBポートも試します。

ステップ 4:完全なバックアップがあり、対象ディスクを消去してよい場合だけ、セットアップ画面で既存区画を削除し、未割り当て領域を選んでWindowsに再作成させます。

⚠警告:パーティション削除、DiskPart clean、初期化、フォーマットはデータ構造を書き換えます。必要データがある場合の「エラー修復」として先に実行しないでください。

✅成功の判断:インストール先が正しい容量で安定表示され、セットアップが次の工程へ進めば確認を終了します。

❌停止条件:必要なデータが残る、ディスクが途中で消える、容量が変動する、I/Oエラーが出る場合はパーティション削除を行いません。

0x80070057とパーティション消失・復旧が関係するケース

0x80070057の発生後に、以前あったドライブが消えた、ディスクの管理で未割り当てまたはRAWになった、セットアップ中に誤って区画を削除した場合は、単なる更新エラーではなくパーティション情報やファイルシステムの問題を伴っています。ここで初めて、データ保護とパーティション復旧を優先します。

一方、Windows Updateだけが失敗し、各ドライブとファイルへ正常にアクセスできる場合、パーティション復旧ソフトを使う理由はありません。更新コンポーネントの修復を続けるのが適切です。異音、0B表示、接続断がある場合も論理復旧ではなく物理障害の診断が先です。

MyRecoverで失われたパーティションを復旧する手順

ディスクが正しい容量で安定認識され、パーティションがRAW、未割り当て、または消失している場合は、MyRecover Professional「パーティションの復旧」機能で元の区画境界と、その中に残る復元可能なファイルやフォルダーを探索できます。0x80070057そのものを修復する機能ではありません。

MyRecover
強力なデータ復旧ソフト
  • 対応デバイスの多様性:内蔵および外付けHDD、SSD、SDカード、USBメモリなど、さまざまなストレージデバイスからのデータ復元に対応しています。
  • 広範なデータ損失原因への対応:誤削除、ディスクフォーマット、ウイルス感染など、さまざまな原因によるデータ損失を復旧可能です。
  • 多彩なファイル形式に対応:JPEG、PNG、MP4、MOV、DOC、XLSX、PDF、ZIP、RARなど、1,000種類以上のファイル形式に対応しています。
  • 便利なハイライト機能:スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が簡単に行えます。
  • 高い互換性:Windows 11、10、8、7およびWindows Serverに対応し、NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなど、多様なファイルシステムをサポートします。

対象ディスクへの書き込みを止め、別の正常なドライブへWindows向けMyRecoverをダウンロードしてインストールします。復元先も元のディスクとは別にしてください。

ステップ 1:容量と接続状況を照合して対象の物理ディスクを特定し、「パーティションの復旧」で選択します。

ステップ 2:高速スキャンから開始します。候補が見つからない場合は完全スキャンへ切り替え、元の容量、ファイルシステム、開始位置、内容を照合します。

ステップ 3:スキャンが完了したら、復元したいパーティションを選択して「続行」をクリックします。結果は上書き量、ファイルシステム、媒体状態に左右され、完全復旧は保証されません。

ステップ 4:処理後は「ディスクの管理」でパーティション構成を確認し、重要なファイルを実際に開けることまで検証します。

まとめ

エラー 0x80070057は「パラメーターが正しくありません」を示す汎用コードなので、表示された処理を基準に原因を切り分けます。更新なら更新コンポーネント、バックアップなら保存先と構成、Windowsインストールなら媒体・起動モード・パーティション状態を確認する順序が安全です。

パーティション復旧が必要なのは、ドライブ消失、RAW、未割り当て、誤削除など、実際の区画異常とデータへのアクセス不能が確認された場合です。データが必要なら削除やフォーマットを止め、論理障害か物理障害かを見極めてから復旧手段を選びます。

よくある質問

1.0x80070057は何を意味しますか?

0x80070057は、Windowsが処理に渡された値や設定を有効なパラメーターとして扱えないことを示す汎用エラーです。更新、バックアップ、コピー、アクセス権、インストール、フォーマットなど複数の機能が同じコードを返すため、番号だけでは原因を特定できません。表示されたアプリ、操作、対象ドライブ、メッセージ全文を記録し、その処理に関係する設定から確認します。ドライブが正常ならパーティション操作は不要で、データが見えない場合だけディスク状態を調べます。

2.Windows Updateの0x80070057でデータは消えますか?

Windows Updateで0x80070057が出ただけなら、通常はそれ自体が個人ファイルやパーティションの消失を意味しません。更新データ、サービス、コンポーネントストア、システムファイルの不整合が主な確認対象です。ただし再起動後にドライブが消えた、RAWや未割り当てになった、I/Oエラーも出る場合は別のストレージ問題を疑います。まず更新履歴とディスクの管理を確認し、データへアクセスできるならバックアップしてから修復を進めてください。

3.0x80070057でSFCやDISMを実行しても安全ですか?

Windows Updateやシステムファイル破損が疑われ、システムドライブが正常に認識されている場合は、DISMとSFCは一般的な確認手段です。先に「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」を実行し、その後「sfc /scannow」を実行します。ただし、対象ディスクが切断を繰り返す、RAW、0B、ビープ音や異音を伴う場合は、通常のシステム修復を続ける前にストレージ状態を確認してください。重要データが一つしかない場合はバックアップを優先します。

4.Windowsセットアップで0x80070057が出たらパーティションを削除してよいですか?

対象ディスクのデータが不要で、完全なバックアップが確認できる場合に限り、既存パーティションを削除して構成を作り直す方法を検討できます。必要データが残っている状態で削除すると、区画情報が失われ、後の復旧が難しくなります。先にディスク番号、容量、起動モード、GPT/MBR、インストールUSB、ストレージドライバーを確認してください。削除する場合も内蔵データディスクとの取り違えを防ぎ、不要な外付け媒体を外して作業します。

5.RAWパーティションで0x80070057が出る場合、フォーマットすべきですか?

必要なデータがあるRAWパーティションは、復旧前にフォーマットしない方が安全です。RAWはWindowsがファイルシステムを認識できない状態で、ブートセクター、MFT、FATなどのメタデータ破損や媒体障害が背景にある場合があります。フォーマットは新しいファイルシステム情報を書き込むため、元の構造を上書きする可能性があります。正しい容量で安定認識されるかを確認し、対象ドライブへの書き込みを避けた状態でスキャンし、データを別媒体へ確保した後に修復や再フォーマットを判断します。

6.MyRecoverはすべての0x80070057を直せますか?

MyRecoverはすべての0x80070057を修復するツールではありません。Windows Update、アクセス権、アプリ設定、無効なパスなどが原因なら、該当するWindows機能や設定を直す必要があります。MyRecoverの「パーティションの復旧」が関係するのは、エラーと同時にパーティションが消えた、RAWや未割り当てになった、誤削除でデータへアクセスできないなど、論理的な区画損失が確認された場合です。物理障害、上書き、暗号化状態によっては復旧できないこともあります。

Aeri · 編集者
データ復旧分野における長年にわたりパソコンから削除されたファイルの復元技術を研究・実践してきました。HDD/SSDをはじめ、USBメモリやSDカードなど多様な記憶媒体からのデータ救出事例を数多く手がけ、特に論理障害によるファイル消失の回復に高い技術力を有しています。特に複雑なファイルシステムの解析や物理障害が発生したドライブからの復旧において定評があり、企業から個人ユーザーまで幅広い層から信頼を集めています。
エラーコード0x80004005の原因と対処法
「パラメータが間違っています」でドライブにアクセスできない場合の修正方法
GPT保護パーティションのデータを無料で取り出す方法
CRCエラーとは?原因の見分け方とデータを守る修復手順